水洗トイレを導入する際の工事方法についてご紹介します!

一般的な都会の住宅ではほとんどが水洗トイレですが、一部地域や地方では汲み取り式トイレも未だ多く見られます。
そのような住宅でも条件を満たせば、汲み取り式トイレを水洗トイレにリフォームでき、清潔で使いやすいトイレにできます。

今回は、水洗トイレを導入する方法や、その際に覚えておきたいことをご紹介します。
水洗トイレの導入をお考えの方は要チェックです。

水洗トイレ 合併処理浄化槽 簡易水洗トイレ リフォーム

□水洗トイレを取り入れる際に覚えておきたいこととは?


汲み取り式のトイレを水洗トイレにする際には、大きく分けて2つの工程を踏みます。

1.便槽を除去して浄化槽の設置や水洗に変えるための工事
2.新しいトイレへの交換と内装工事

この中で特に大切なのが、浄化槽の設置です。
既存の便器を取り外したら、便槽を掘り起こし、撤去しなくてはなりません。

下水がある場合はそのまま下水に配管しますが、実際には下水が近くに無くて浄化槽を設置することも多いです。
浄化槽法によって、下水が無い場合の浄化槽の設置が定められているほか、関係書類の届けや保守点検、維持管理についても細かな決まりがあるため、各自治体に問い合わせる必要があります。

また、浄化槽の設置ができない環境で、下水も遠すぎて配管できない場合は、水洗トイレをそもそも設置できません。
その場合はリフォームを断念するか、簡易水洗トイレを選択しなければならないことも覚えておきましょう。

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□水洗トイレの工事内容を方式別にご紹介します!


工程に付随して、水洗トイレの3種類の方式をご紹介します。

*下水道に流す場合


水洗トイレを設置する際、排泄物を流す第1候補となるのは下水道です。
トイレから下水道に接続し、汚水として流す方法は、下水道が整備されている比較的大きな町にある汲み取り式トイレを水洗トイレにリフォームする場合に多く用いられます。

しかし、地域によっては下水道の普及率が5割に満たない場所も多く、この方式が使えない場合もあります。

*合併処理浄化槽に流す場合


下水道に流す方式が使えない地域では、敷地内の地下に合併処理浄化槽を設置することで水洗トイレにできます。

合併処理浄化槽は、排泄物を含めた汚物をろ過し、綺麗にしてから河川に排水するための浄化槽のことです。
浄化槽内に汚物が溜まっていくため、定期的にメンテナンスする必要があります。

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*簡易水洗トイレで便槽に溜める場合


簡易水洗トイレの設置は、あまりお金をかけずに水洗トイレにする方法ですが、簡易水洗トイレの仕組み自体は汲み取り式トイレとほとんど同じなため、処理費用も含めると費用もあまり変わりません。

臭いや清潔感の心配はかなり軽減できますが、経済的な面で見ると、簡易水洗トイレはあまりおすすめできません。

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□まとめ


今回は、水洗トイレを導入する際に覚えておきたいことや、導入の方法についてご紹介しました。
水洗トイレはトイレを清潔に保ったり、臭いを軽減したりと様々なメリットがありますが、環境の都合で設置できない場合もあることに注意しましょう。
 

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