近年の住宅では、キッチンの正面にキッチンカウンターを設けるケースが増えてきています。
キッチンカウンターは、単なる食事スペースとしてだけでなく、部屋の雰囲気を変えたり、収納スペースにしたりと様々な方法で使用できます。

今回は、キッチンカウンターの奥行きの決め方や、カウンターの活用方法をご紹介します。

□奥行きは使用目的に合わせて決めよう！

対面式のキッチンカウンターを設ける際には、使用目的を明確にすることが大切です。
食事の際に使用するのか、配膳をスムーズに行うためだけに使用するのかなど、目的はそれぞれのライフスタイルによって大きく変わってきます。

また、使用用途は特に決まっていないけれど、カウンターがあった方がなんとなく便利に感じるという方もいらっしゃるでしょう。

しかし、カウンターを設ける場合は使用目的はできるだけ明確にすることをおすすめします。
目的を決めずにカウンターを作ると、奥行きが狭くて使い道がなくそのまま放置されてしまったり、反対に奥行きを取りすぎてダイニングが狭く感じてしまったりと、必要のないデメリットを背負うことになりかねません。

そのため、やみくもにカウンターを設けるのではなく、事前に目的を決めて、適切な奥行きのカウンターを設けましょう。

□キッチンカウンターの活用方法をご紹介！

＊テーブルとして使う

カウンターをダイニングテーブルとして使うと、おしゃれなカフェのカウンター席のようにゆったりとした時間を送れる場所として使用できます。
高さに合った椅子を並べることで、カフェやバーのような食事スペースにしたり、子どもがいる場合には勉強机として利用したりと活用の幅も非常に広いです。

また、食器の片付けのために何度も往復する手間を省ける点も大きな魅力です。

＊カウンターの上に雑貨や植物を置く

キッチンカウンターは、そのままでは少し殺風景に見えてしまうこともあるでしょう。
これを補うために、雑貨や植物を配置してみると良いでしょう。

部屋全体で見たときのアクセントにもなるため、癒しを感じられる空間作りの一貫にもなります。
雑貨や植物の数を調整すれば、テーブルとして併用することも可能なため、試してみると良いでしょう。

＊カウンターの下を見せる収納スペースにする

デッドスペースになりがちなカウンターの下のスペースを、収納スペースに変えることも可能です。
部屋の収納力が一気に上がるため、スペースの使い方を工夫したい方は、この活用方法も試してみると良いでしょう。

□まとめ

今回は、キッチンカウンターを設計する際の奥行きの決め方や、カウンターの活用方法をご紹介しました。
カウンターの活用方法は、今回ご紹介した以外にも様々な方法があるため、ご自身の生活に合った方法を模索してみることをおすすめします。