「暖かかったはずのリビングや風呂場が、すぐに冷たくなってしまう。」
「家で寒さを感じても、光熱費や環境への負荷が心配でエアコンやヒーターを使うか迷ってしまう。」
こうした家の寒さ対策に関するお悩みは、窓のリフォームで解決できるかもしれません。
窓がおすすめの理由から、具体的なリフォームの内容までご紹介します。

□寒さ対策をするなら窓がおすすめ！

窓のリフォームは、寒さ対策に効果的です。
なぜならば、家から逃げていく熱の大部分は、実は窓から放出されていて、これが全体の半分以上を占めるともいわれているからです。

住宅ストック、つまり中古物件の60パーセント以上は、断熱性に関する平成4年の旧基準さえ満たしていないことが明らかになっています。
したがって、今まで家の寒さにお悩みを抱えていた方、それは間違いでない可能性が少なからずありますので、寒さ対策に有効である窓のリフォームが必要かもしれません。

□窓の寒さ対策リフォームの種類

以下の費用はあくまで一般的な値です。
また、窓や周囲の壁の老朽化などの状態によって費用が大きくなり、窓が小さいほど費用が小さくなる傾向があります。



1.　樹脂サッシに交換(5〜60万円)

樹脂サッシは気密性に優れているので、日本で一般的なアルミサッシよりも断熱性や防音性が高く、外国では主流となっています。
サッシ枠のみであれば10万円未満で交換でき、劣化が原因で外壁を含めたリフォームが必要な場合は25万円以上かかります。



2.　ペアガラスやエコガラスに交換(5〜15万円)

1枚のガラスではなく、2枚のガラスで構成されるペアガラスは、ガラス間の空洞が断熱性を高めます。
エコガラスは、2枚のガラスの間にLow-E金属膜と呼ばれる特殊な金属膜をコーティングして、さらに性能を高めたものです。



3.　窓全体を交換(10〜50万円)

ガラス、サッシ、外枠といった窓全体の交換を希望される方には、上記の樹脂サッシなどを組み合わせたリフォームをおすすめいたします。
また、既存の窓枠の上から新しく窓を設置するカバー工法に、新たに２つの要素を加えることで、低予算かつ1日でのリフォームを可能とする「スマートカバー工法」というものもあります。
詳しくは当社ホームページをご覧ください。



4.　内窓を後付け(8〜15万円)

これは今ある窓の内側に窓を新設する方法で、工事が簡単、マンションでもリフォーム可能なケースが多い、防犯・防音にも効果がある、などのメリットがあります。
小さな窓であれば、場合によっては4〜6万円でリフォーム可能です。

□まとめ

寒さ対策において、大きな弱点と思える窓だからこそ、リフォームすることが効果的です。
窓全体の交換や内窓の設置などを今回紹介いたしましたが、ガラスにも種類があり、ご自身だけでの最適な選択は困難なケースがあります。
当社は窓に関する受賞経験があり、外壁も含めた最適なご提案や、外壁塗装を一緒に行うことも可能ですので、ぜひご相談ください。