家の中が冬は寒く、夏は暑いと感じる場合は、外気の影響を受けづらくする外壁の断熱リフォームがおすすめです。
外壁の断熱リフォームとは、外壁に断熱材を施工することで外壁を通じた熱移動を低減させることを指します。
では、この外壁の断熱リフォームを行うと、どのようなメリットが得られるのでしょうか。

□外壁の断熱リフォームのメリットとは？

ここでは、外壁の断熱リフォームのメリットを3つ紹介します。

1つ目は、屋内の寒暖対策ができることです。
冬には屋内の暖気が家の外へ逃げるのを防ぎ、夏は暑い外気が屋内に入ってこないようにできるため、屋内の寒暖対策ができます。
冬は暖かく、夏は涼しい住環境を実現できるため、快適で過ごしやすい家にできます。


2つ目は、光熱費を抑えられることです。
断熱リフォームすることで、冷暖房による冷気や暖気が家の外に逃げ出さないため、冷暖房を無駄に使用することがなくなります。
その結果、光熱費を削減しながら快適に暮らせる家になるのです。


3つ目は、カビや結露の発生を防ぐことです。
断熱性能が低い場合、外気と家の中の空気が壁や窓を伝って触れ合い、極端な寒暖差が発生するため、結露やカビが発生します。
結露やカビはアレルギーの原因になったり、家自体を劣化させたりすることもあります。
これを防ぐためには家の断熱性を高める必要があり、外壁の断熱リフォームを行えばカビや結露の発生を抑えられるのです。

□断熱塗料の効果とは？

家の断熱性能を高めるためには断熱リフォームだけでなく、塗装する際に断熱塗料と呼ばれるものを使用すると家の断熱性能の向上が期待できます。
さらに、この断熱塗料には断熱性能を上げる以外の効果もあります。
そこでここからは、断熱塗料で得られる効果について2つ紹介します。


まずは、耐久性が高く塗膜の寿命が長いことです。
断熱塗料は商品によって多少の誤差はありますが、おおよそ15〜20年ほどの耐用年数があります。
塗装でよく使用されるウレタン塗料やシリコン塗料よりも長いため、メンテナンス回数を減らせられます。

次に、保温機能も兼ね揃えていることです。
断熱塗料には熱を伝わりにくくするという働きがあるため、家の中にある暖かい空気を外に逃さずに暖かい状態を維持し続ける効果があります。
この効果があると冷暖房代を節約できるため、長い目で見ると大きなメリットを得られるでしょう。

□まとめ

外壁の断熱リフォームを行うと、屋内の寒暖対策・光熱費の削減・カビや結露の抑制ができるメリットを得られます。
また、断熱塗料を使用すれば、さらに断熱性能を高められます。
家の寒さや暑さでお悩みの方は、ぜひ外壁の断熱リフォームを前向きに検討してみてください。