浴室暖房機があれば、例え雨の日であっても、雪の日であっても、四六時中洗濯物を乾かせます。
とても便利なものなので、浴室暖房機を後付けしようと思っている方も多くいるでしょう。
今回は、後付けの浴室暖房機について、詳しく解説していきます。

□浴室暖房機の種類とは？

一口に「浴室暖房乾燥機」と言っても、その機能は様々です。

まず、当たり前ですが乾燥機能があります。
洗濯物を干すのはもちろんですが、湿気のこもりやすい浴室から湿気を取り除けて、カビ対策にもなります。


冬場は風呂場がとても寒く、暖房を付けている部屋との寒暖差でヒートショックを起こしてしまうこともあります。
特にタイル張りの浴室などは室温が下がりやすいです。
浴室に暖房を設置することで、「入浴の5分前まで暖房をつけておく」など、浴室を冷やさない措置をとれるでしょう。

浴室暖房機は、換気にも一役買います。
浴室に窓がない場合、湿気をはじめとして、空気がこもりがちになります。
換気機能を使えば、窓なしで空気を入れ替えられ、カビだけでなく臭いの防止にも非常に役立ちます。

暖房もあれば冷房もあります。
夏場に長風呂をしてのぼせてしまった経験が誰しもあると思います。
涼風機能を使用することで、多少長風呂をしても、のぼせてしまうのを防げます。

最近の家は断熱性が非常に高いため、換気が十分になされていないケースもあります。
浴室暖房機にも24時間換気ができるものがあり、これを回しておくことでシックハウス症候群などを防げます。

□浴室暖房機を後付けできるお風呂とできないお風呂について

便利な浴室暖房機ですが、全ての浴室に設置できるわけではありません。
設置場所が平らでない場合は機械を設置できませんし、照明器具との位置関係などで十分なスペースが取れない場合は、浴室暖房機を設置できないのです。
浴室暖房機を設置するためには、40センチ四方ほどのスペースが必要になります。

逆に、十分なスペースがあり、天井が湾曲していたり、凸凹があったりしない浴室であれば、天井に換気扇や点検口さえあれば、浴室暖房機を設置できます。

□まとめ

浴室暖房機は便利かつ快適な暮らしの手助けをしてくれる優れものです。
浴室暖房機によって家事の効率が変わったと語る人も少なくありません。
ただし、浴室の形状や設置状況によっては、浴室暖房機を設置できない場合もあります。
浴室暖房機について不明な点がある場合は、ぜひ当社にご相談ください。