皆さん、窓を断熱するとどのようなメリットがあるのかご存知でしょうか。
今回は、窓を断熱することで期待できる効果と、断熱ガラスの様々な効果について紹介します。

□窓の断熱によって期待できる効果とは？

窓の断熱によって期待できる効果は主に3つあります。

＊室内の熱を逃がさない

まずは、室内の熱を逃がさないことです。
特に、冬の季節には室内の暖かい空気を外へ逃がしにくくなるため、効果を感じやすいでしょう。
室内において、窓のような開口部が最も熱の逃げやすい部分となっています。
それは、壁に比べると窓は厚さが薄いためです。

また、室内外の温度差が大きいと結露が起こり、窓付近のカーテンや壁などにカビが発生しやすくなってしまいます。
そこで、断熱性の高い窓は窓付近の冷え込み過ぎを軽減し、結露の抑制にも繋がります。

＊光熱費を抑えられる

窓を断熱にすれば、外の気温の影響を受けにくいため、冷暖房の効率が良くなります。
従って、冬場であれば、暖房をつけていても熱が外へ逃げることがなく、暖まりやすいです。
それは、光熱費の削減にもつながるでしょう。

＊ヒートショックの防止が期待できる

ヒートショックとは、室内において、部屋との温度差が激しい浴室やトイレで起こりやすい症状です。
この寒暖差も、窓を断熱にすることで、室内全体での温度差が生じにくくなり、ヒートショックも防止することを期待できます。

□その他断熱ガラスの様々な効果

他にも、断熱ガラスには様々な効果があります。
それらは、「遮音効果を高めること」と「防犯効果を高めること」です。
それぞれ解説していきます。

まず、1つ目の遮音効果を高めることについてです。
断熱ガラスは、断熱効果を高めるために複数のガラスが使われています。
従って、音の波もより伝わりづらくしてくれます。
例えば、線路や高速道路の近くにお住まいの方でも、外の騒音を軽減してくれるため、気にせず過ごせるでしょう。

また、室内の音も外に漏れにくいため、部屋でギターを引いたり、子供が音を立てて泣いたりしても安心して過ごすことも可能です。

そして、2つ目の防犯効果を高めることについてです。
上記でも述べた通り、複数のガラスを使っているということは、その分厚さも増し、頑丈になります。
従って、断熱ガラスでないガラスよりも、断熱ガラスの方が窓が割れにくく、防犯効果に繋がります。

□まとめ

今回は、窓を断熱することで期待できる効果と、断熱ガラスの様々な効果について紹介しました。
この記事を参考に、窓を断熱にすることをぜひ検討してみてください。