暑い夏場はどうしても冷房をつける時間が増えて、電気代が気になりがちですよね。
しかし、冷房をつける前のちょっとした工夫で暑さを緩和し、部屋をより効率的に冷やすこともできます。
そこで今回は、冷房を使わない暑さ対策の方法や夏場に部屋が暑くなる要因について解説します。

□冷房を使わない3つの暑さ対策

＊窓を開けて換気する

家に帰ってきて部屋に熱気がこもっていた場合は、窓を開けて換気しましょう。
部屋の熱を逃がすことで後でつける冷房を効率的に稼働させられます。
窓を開けるときは、家や部屋の対角線となる2か所を開けて風の通り道を確保することがコツです。

＊扇風機で換気する

窓の配置が悪く上手く風が流れない場合は、扇風機を使って熱を逃がすことをおすすめします。
扇風機の風が家の外に流れていくようにすれば、熱気をどんどん外に逃がしてくれるでしょう。
特に熱がこもっている場所や早く涼しくさせたい場所を重点的に換気できることも扇風機の大きな利点です。

＊打ち水をする

夏場になると家や店の前で打つ水をしている人をよく見かけるかと思います。
打ち水は原始的な方法ですが、かなり効果的で電気代もかからないお手軽な暑さ対策です。
水の気化熱で暑さを抑えるので、ベランダや外壁などの暑くなりやすい部分に水をかけましょう。
ただし、水がしっかり排水されることに注意し、近隣住民に迷惑がかからないように気をつけましょう。

□そもそも部屋が暑くなる原因とは？

そもそも部屋に熱がどこから入り込むのかご存知でしょうか。
屋根や壁からも家の中に熱は伝わりますが、暑さの原因の大部分は窓から入り込む熱にあります。
特に夏場は7割ほどの熱が窓からやってくるので、暑さ対策のためには窓における対策が必須です。

窓からの日光を遮ることは特に効果的で、カーテンをつけたりグリーンカーテンを設置したりして部屋に日光が入るのを防ぎましょう。
窓の素材や構造にこだわることもおすすめです。
窓の材質によっても熱の伝わりやすさはかなり変わってくるので、遮熱性に優れた窓ガラスを選択してみてはいかがでしょうか。

□まとめ

今回は冷房を使わない暑さ対策や窓の対策の重要性についてご紹介しました。
熱が部屋にこもっている場合は、冷房をつける前には少し換気してみましょう。
また、窓を暑さ対策に優れたものにすると夏の暑さがグッと楽になります。
家のリフォームをお考えの方はぜひお気軽に当社にご相談ください。