窓の遮熱と断熱はどう違う?それぞれの使い分けについても解説します!

皆さん、「断熱ガラス」と「遮熱ガラス」の2種類は異なることをご存知でしょうか。
今回は、それぞれの違いと使い分けについて紹介します。
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□「断熱」と「遮熱」の違い


*「断熱」とは


断熱とは室内から熱を外へ逃がさないことを表します。

従って、伝導や対流等で、室内から室外へ伝わろうとする熱を抑制することを意味します。

*「遮熱」とは


遮熱とは、断熱とは異なり、室外から室内への熱を遮ることを表します。

従って、主に日射(太陽熱)による放射の影響を室内へは可能な限り抑制することを意味します。

*開口部への対策が必要


そして、断熱と遮熱とともに、室内外の熱の影響が最も伝わりやすい部分が窓のような開口部です。
例えば、夏に外から入ってくる熱が室内に伝わるにあたり、外壁は7パーセントであるのに対し、開口部からは73パーセントも熱を伝えてしまいます。

「断熱」「遮熱」ともに開口部の対策をすることでより快適な暮らしを手に入れられるでしょう。

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□断熱ガラスと遮熱ガラスの使い分け


ここからは、開口部対策において断熱ガラスと遮熱ガラスをどう使い分けていけば良いのかを紹介します。

まず、断熱ガラスの使い方についてです。

こちらは、室内の熱を外に逃がさないようにするため、外の太陽熱を適度に取り入れられるように設置することで効果的に使うことが可能です。
従って、夏場は日差しが入りにくく、冬場は日差しが入りやすい場所に設置すると良いでしょう。

そこでおすすめな場所は、南側への設置です。
夏場になると太陽が高くなり、南側へ日差しが入りません。
一方で、太陽が低くなる冬場は日差しが入るようになります。

また、中間層に空気ではなく不活性ガスを用いることで断熱効果を高めることが可能です。

では、遮熱ガラスの使い方について紹介します。

こちらは、外の太陽熱を防ぐため、日当たりのよい場所に設置することが効果的です。
従って、夏場、冬場関係なく、日差しが強いとされる方角に設置すると良いでしょう。

そこでおすすめな場所は、西側です。
西側には高度の高い西日が入るため、遮熱ガラスの効果を最大限発揮しやすいです。
そして、遮熱ガラスの効果に加え、遮光カーテンも導入することで、二重の遮熱効果を発揮できます。

しかし、注意が必要なのは冬に外から熱が伝わりにくいため、室内は別で温める必要があることです。
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□まとめ


今回は、断熱ガラスと遮熱ガラスの違いと使い分けについて紹介しました。
断熱と遮熱のどちらの違いも理解した上で、ご自宅に合わせたより効果的な活用でより快適な暮らしを実現させていきましょう。
 

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