家の断熱リフォームで用いられる断熱材の種類についてご紹介します!
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カテゴリー:建築士のリフォームお役立ちブログ
家で寒く感じるときは、断熱材の見直しをした方が良いかもしれません。
しかし、断熱材にはどんなものがあるのかわからないので、選びにくいこともあるでしょう。
そこで今回は、家の断熱リフォームで用いられる断熱材の種類についてご紹介します。

無機繊維系断熱材には、以下の2つの種類があります
・グラスウール
・ロックウール
グラスウールは、ガラスを細い繊維状に加工して作られた断熱材です。
床や壁、天井など、住宅のほとんどの部分に使われます。
厚さや密度が高くなるほど断熱性能に優れていて、軽くて使いやすい素材です。
また、防音性や耐久性も優れています。

ロックウールは、耐熱性に優れた鉱物を高熱で溶かし、細かい繊維状にした断熱材です。
グラスウールと同じく、住宅のほとんどの部分に使われています。
650度までの高温に耐えられる他、燃やしても有毒ガスを発生しない点が特徴の素材です。
また、揮発性や耐久性、防音性にも優れています。

木質繊維系断熱材には、以下の2種類があります。
・セルローズファイバー
・インシュレーションボード
セルローズファイバーとは、天然の木質繊維を使った断熱材です。
繊維の中にある気泡に含まれた空気が、断熱性と防音性を高めています。
木質繊維なので、素材そのものが湿度を吸い込んだり吐き出したりする「調湿機能」があります。

インシュレーションボードとは、木材から取り出した繊維質を板状に加工したものです。
断熱性と吸湿・放湿性を高水準で備えており、内部で結露が発生してしまうのを防ぎます。

発泡プラスチック系断熱材には、以下の5つがあります。
・ビーズ法ポリスチレンフォーム
・押出法ポリスチレンフォーム
・硬質ウレタンフォーム
・ポリエチレンフォーム
ビーズ法ポリスチレンフォームとは、一つ一つ粒が独立しており、それぞれが気泡構造を持っている断熱材です。
水や湿気に強く、軽くて加工しやすい点も特徴的です。
金型で加工できて、自由な形にも成形可能なので、さまざまな製品がつくられています。
押出法ポリスチレンフォームは、家の外側から断熱材を貼り付ける「外断熱工法」に適しています。
厚さが薄くて高い断熱性能を持っており、施工後も軽さを保てます。
水にも強いので、基礎部分や土間床の断熱にも使われています。
硬質ウレタンフォームは、細かな気泡で形成されている断熱材です。
他の断熱材と比較して、特に断熱性能に優れています。
ポリエチレンフォームは、耐吸湿・耐水性が高い素材です。
薄くても断熱性能を保てて、柔軟性に富んでいるので、隙間なく施工できる点が特徴的です。

断熱材の種類には、大きく分けて「無機繊維系断熱材」、「木質繊維系断熱材」、「発泡プラスチック系断熱材」の3つがあります。
それぞれの中にも、いくつかの種類があり、それぞれ異なる特徴を持っています。
ご自身が求める機能を持っている断熱材を選んでみると良いでしょう。
断熱材についてお悩みがある方は、ぜひ当社にお任せください。
しかし、断熱材にはどんなものがあるのかわからないので、選びにくいこともあるでしょう。
そこで今回は、家の断熱リフォームで用いられる断熱材の種類についてご紹介します。

□断熱材の種類
*無機繊維系断熱材
無機繊維系断熱材には、以下の2つの種類があります
・グラスウール
・ロックウール
グラスウールは、ガラスを細い繊維状に加工して作られた断熱材です。
床や壁、天井など、住宅のほとんどの部分に使われます。
厚さや密度が高くなるほど断熱性能に優れていて、軽くて使いやすい素材です。
また、防音性や耐久性も優れています。

ロックウールは、耐熱性に優れた鉱物を高熱で溶かし、細かい繊維状にした断熱材です。
グラスウールと同じく、住宅のほとんどの部分に使われています。
650度までの高温に耐えられる他、燃やしても有毒ガスを発生しない点が特徴の素材です。
また、揮発性や耐久性、防音性にも優れています。

*木質繊維系断熱材
木質繊維系断熱材には、以下の2種類があります。
・セルローズファイバー
・インシュレーションボード
セルローズファイバーとは、天然の木質繊維を使った断熱材です。
繊維の中にある気泡に含まれた空気が、断熱性と防音性を高めています。
木質繊維なので、素材そのものが湿度を吸い込んだり吐き出したりする「調湿機能」があります。

インシュレーションボードとは、木材から取り出した繊維質を板状に加工したものです。
断熱性と吸湿・放湿性を高水準で備えており、内部で結露が発生してしまうのを防ぎます。

*発泡プラスチック系断熱材
発泡プラスチック系断熱材には、以下の5つがあります。
・ビーズ法ポリスチレンフォーム
・押出法ポリスチレンフォーム
・硬質ウレタンフォーム
・ポリエチレンフォーム
ビーズ法ポリスチレンフォームとは、一つ一つ粒が独立しており、それぞれが気泡構造を持っている断熱材です。
水や湿気に強く、軽くて加工しやすい点も特徴的です。
金型で加工できて、自由な形にも成形可能なので、さまざまな製品がつくられています。
押出法ポリスチレンフォームは、家の外側から断熱材を貼り付ける「外断熱工法」に適しています。
厚さが薄くて高い断熱性能を持っており、施工後も軽さを保てます。
水にも強いので、基礎部分や土間床の断熱にも使われています。
硬質ウレタンフォームは、細かな気泡で形成されている断熱材です。
他の断熱材と比較して、特に断熱性能に優れています。
ポリエチレンフォームは、耐吸湿・耐水性が高い素材です。
薄くても断熱性能を保てて、柔軟性に富んでいるので、隙間なく施工できる点が特徴的です。

□まとめ
断熱材の種類には、大きく分けて「無機繊維系断熱材」、「木質繊維系断熱材」、「発泡プラスチック系断熱材」の3つがあります。
それぞれの中にも、いくつかの種類があり、それぞれ異なる特徴を持っています。
ご自身が求める機能を持っている断熱材を選んでみると良いでしょう。
断熱材についてお悩みがある方は、ぜひ当社にお任せください。