玄関ドアの断熱性能を気にしたことはありますでしょうか。
断熱性能の高さは快適な暮らしに考えておくべきポイントの一つです。
今回は、玄関ドアの断熱におすすめの製品と、その際に考えるべきことを紹介します。

□高断熱の家の玄関ドアを選ぶ際に考えることを解説します。

皆さん、玄関ドアは家を建てるための製品の中でも高額な商品だということをご存知でしたでしょうか。
玄関は、常に居続ける空間ではないため、蔑ろにしても良いと思う方もいるでしょう。

しかし、家全体の性能を高めるためにも最低限のグレードを検討してみると良いでしょう。
LIXILやYKKの玄関ドアであれば同グレードで同等の熱貫流率であるため、デザインや予算を参考にチョイスしてもいいかもしれません。
その中でこだわるのであれば、YKKのインベスとD70のように天然木を面材に使用した少々高めの製品も良いでしょう。

また、玄関ドアと窓は同じメーカーで揃えることが多いです。
そのため、窓との相性も視野に入れてそれぞれのデザインや性能を検討してみることをおすすめします。

□メーカーごとのおすすめの製品を紹介します。

ここからは、4つのメーカーのおすすめ製品を紹介します。

1つ目に紹介するのはLIXILです。

LIXILでおすすめの製品は、断熱性能が最も高い開き戸「グランデル2（ハイグレード）」です。
熱貫流率（U値）は国内トップレベルの0.89です。
こちらは海外製にも劣らぬ断熱性能で、室内の熱を保ってくれます。


2つ目に紹介するのは、YKKAPです。

YKKAPでおすすめの製品は、YKKAPのラインナップで断熱性能最高峰の開き戸、「イノベストD70」です。
熱貫流率は0.9とLIXIL「グランデル2」と同等の国内最高レベルです。


3つ目に紹介するのは三協アルミです。

三協アルミの最も高断熱性能のある玄関ドアは開き戸の「プロノーバ」です。
熱貫流率（U値）は1.2と、上記2つよりも劣ってはいるものの、性能は十分に高いです。

4つ目に紹介するのはSkog（キムラ）です。

Skog（キムラ）のおすすめの製品は、なんと大手メーカーの製品も抜いて、圧倒的な断熱性を誇る開き戸の「VJ玄関ドア」です。
このドアの熱貫流率は0.68と断トツです。
色のバリエーションは白しかありませんが、デザインの相性が家と良いのであればぜひ検討していただきたい製品です。

□まとめ

今回は、玄関ドアの断熱におすすめの製品と、その際に考えるべきことを紹介しました。
断熱性の高い玄関ドア選びのお役に立てたでしょうか。
この記事を参考に、ぜひご自宅にあった玄関ドアをご検討いただくと良いでしょう。