冷暖房の効いた快適な部屋にしたいが、何度にすればいいか分からないとお悩みの方も多いのではないでしょうか。
暑い夏や寒い冬はなるべく快適な室内で過ごしたいですよね。
そこで今回は、人が快適に過ごせる温度やそのための家づくりについて解説します。

□快適な室温は何度？

結論から言うと、快適な室温は夏場では25～28度、冬場では18～22度程度であると言われています。
しかし、快適な室内空間は単純に温度だけで決まるわけではありません。
部屋の快適さを決定づける大きな要因として、室温の他に湿度があります。

湿度が高いと、ジメジメして蒸し暑く感じる不快な暑さになります。
不快なだけでなく熱中症のリスクも高まるので、快適な部屋づくりには室温と同様に湿度の対策も考える必要があります。
部屋で快適に過ごせる湿度は夏場では50パーセント、冬場では60パーセント程度です。

快適に過ごすための温度や湿度を紹介しましたが、これらは個人差があり絶対的な数値ではありません。
その人の体質や年齢によって過ごしやすい環境は大きく異なります。
これらの数値はあくまでも目安にする程度で、自分や家族が快適に過ごしているかを確認した上で冷暖房等で温度と湿度を調整しましょう。

□室内を快適に保つための2つの家づくり

＊高気密高断熱の家づくり

家の暑さや寒さは、外の気温に影響されることで生じます。
そのため高気密高断熱の家にすることで、外の環境に影響されにくい、熱効率の良い家になります。
高気密高断熱のためには、窓やドアなど家の様々なリフォームが主な対策となります。
リフォーム箇所のそれぞれで特徴や値段が大きく異なるので、検討の際は我々のようなリフォームのプロにご相談ください。

＊換気しやすい家づくり

湿度対策には、部屋の換気が重要になります。
部屋のこもったジメジメする空気を追い出して、外の新鮮な空気を取り入れられる家づくりがポイントです。
窓だけで十分な換気が難しい場合は、扇風機を回して部屋から風の流れを作ることで外の空気を確保しましょう。
空気の循環を部屋全体にしてより快適な環境にしたい場合は、シーリングファンを設置して天井から温度や湿度のムラを無くすことをおすすめします。

□まとめ

今回は、快適な室温・湿度とさらに快適にするための家づくりについて解説しました。
リフォームして家の設備を整えることで、従来以上に快適な家になります。
快適な住まいのためのリフォームをお考えの方はぜひお気軽に当社にご相談ください。