夏の暑さは外からやってきますが、その暑さ対策で特に重要なのが窓における対策です。
家をリフォームして暑さ対策することもおすすめですが、予算が限られる以上絞って対策しなければなりません。
そこで今回は、暑さ対策の窓の重要性と断熱リフォームをご紹介します。

□外の暑さは窓からやってくる！

夏場に家の中が暑くなる理由は、外の熱が家に入ってくるからです。
では、その熱は家のどこから入ってくるかご存知でしょうか。
面積の広い外壁や屋根ではなく、家と外の熱の出入りは主に窓が大きな割合を占めています。
家の熱の出入りで窓が占める割合は、夏場には約75パーセント、冬場には約50パーセントと言われています。

つまり、熱が家に入るのを防ぐ際は、面積の小ささにも関わらず熱の出入りが大きい窓を重点的に対策するのが効果的です。
逆に壁に大きなコストをかけて断熱性能を高めても、窓の断熱性が不十分では家全体の断熱性能はあまり高くならないことを意味しています。
限られた予算で断熱工事をする場合は、まずは窓から手をつけることをおすすめします。

□窓の断熱リフォームの3つの方法

＊二重窓を設置するリフォーム

窓の断熱リフォームで、特に人気のリフォームが二重窓にするリフォームです。
窓を二つにすることで外の熱を二重に防ぐことができ、断熱効果だけでなく防音や防犯の効果もあります。

また、施工が簡単で安くリフォームできることも大きなメリットです。
二重窓のリフォームは、管理規約でリフォームが難しいマンションでも認められる場合があるので、マンションにお住まいで断熱リフォームを検討されている方は一度管理人さんに確認してみてはいかがでしょうか。

＊樹脂サッシ

日本の窓では熱伝導性の高いアルミサッシが広く用いられてきました。
しかし、その断熱性の低さから簡単に熱の出入りを許してしまうという欠点があります。
そこで、アルミサッシをより高い断熱性のある樹脂サッシに交換するリフォームが有効です。

＊複層ガラスへの交換

通常の窓ガラスは一枚で一つのガラスの層がありますが、複層の構造にすることでより断熱性を高めた、複層ガラスという窓ガラスがあります。
従来の窓ガラスをこの複層ガラスに交換することで、ガラス部分からの熱伝導を抑える効果があります。
樹脂サッシへの交換と併用することで更なる断熱効果が期待できます。

□まとめ

今回は、断熱における窓の重要性と断熱リフォームについて解説しました。
窓での熱の出入りはとても大きいので、窓を断熱仕様にすることでより効果的な暑さ対策ができます。
暑さ対策のための窓のリフォームをお考えの方はぜひお気軽に当社にご相談ください。